双子と少年の、お話

キャラ崩壊?当たり前。



「「リゼル兄さん」」
リゼル「ユーアン君にルーベン君、どうしたんだい?」
上から黒、青のグラデーションの綺麗な髪がふわり、と揺れた


リゼル、というのは本当は兄ではないのだが、
本人が私達のじゃれあい(と、いう名の喧嘩)を見て、
僕も兄妹が欲しかった、といったので、ルーベンが思いついた、
[兄弟ごっこ]をやることになった。
私も賛成だ。
ユーアン「……その、だな…」
ルーベン「膝貸してくれよ!」
ユーアン「黙れルーベン、膝の上の聖域は私のだ、お前は地面にでも
寝てろ」
ルーベン「うわ、助けてくれよリゼル兄さん、妹が恐ろしい〜」
リゼル「えっ、ルーベン君?」
ユーアン「ズルいぞ貴様!!」
ルーベン「やんのか?」
ユーアン「ああ、やるとも」


リゼル「………君達」
ユア&ルベ「「あ。」」
リゼル「…あまり僕の部屋を散らかさないで欲しいな。」
無表情で言うリゼル兄さん、何か怖いな。え?怒られてんの?俺。
無表情というか、リゼル兄さんが冷静沈着なのはいつもの事だけどさ。
ユーアン「………」
ルーベン「………」
リゼル兄さんは、力はない。(私達が力を込めればすぐ折れそうだ)
だが策略とか、計画やらを立てるのは凄く上手い。
だから私達がチェスとか、将棋とかを挑んでもすぐ負けてしまう。


あと、精神力も凄く、本を読んでいる時たまに
私達が膝に乗ったり体重を掛けてみても全く気付かない。


力がなくとも知性があるからフォローできてるな。
これなら戦争の軍師レベルだろうか。

ルーベン「…………ユーアン、」
ユーアン「………ああ。」
ユア&ルベ「「気まずい……」」
サーモン「む!………後ろの子は、誰だ?」
でた、ギャグ要員だ。サ不憫だ。サーモンざまぁwww
リゼル「………僕ですか、……リゼルです」
あ、いつもの冷静沈着だ。
こんな奴に挨拶なんてしなくていいぜリゼル兄さん!!
ユーアン「リゼル兄さん、こんな奴、気にしなくていいぞ、」
ナイスユーアン!!
リゼル「……でも挨拶ぐらい、ちゃんとしないとね、」
ルーベン「!!」
サーモン「どうやらこの子はまともな子のようだ…!(泣」
うざい、この上なくうざい。たたっ斬ろうか。なぁルーベン。
ああ、たたっ斬ろうかユーアン
ユア&ルベ「「サーモンちょっとこっちこい」」
サーモン「!!(死亡フラグ!!!)」
リゼル「二人共、どこかいくのか?」
二人「「うん、ちょっとこいつに用事が。」」
リゼル「そうか、あまり遅くならないようにね。」
二人「「はーい♪」」
サーモン「(ガタブルガタブルガタブルガタブル)」


リゼル「さて、二人が帰ってくる前にココアを入れようかな」








二人「「ただいま!!」」
サーモンは抹消済み(キリッ
リゼル「ああ、お帰り二人共、ココア入れておいたからね」
二人「「!!」」
そうだった、毎回帰ってくるとリゼル兄さんが
ココアを入れてくれるのだ。
今までこんな事なかったから、まだまだ慣れないな。
ルーベン「……美味いな、」
ユーアン「…ああ、美味い」
やはりリゼル兄さんの作る物は美味いな、と改めて思った。





後日談。



ユーアン「ルーベン、今度ふざけてリゼル兄さんの事を
お母さんといってみようか」
ルーベン「いいねそれ!!賛成だ!」
ユーアン「よし、加蛾とナンナに自慢するぞ!!」
ルーベン「おー!!」




加蛾「…男が母親?兄さんだろう?」
ナンナ「あら?いいじゃない。ね、その子に会わせてよ」



エリ「へぇ、二人の兄さんか、どんな子かな」
ナイン「でも、二人の兄さんなんて、聞いた事ないぞ、」
シェリー「私はユーアンさんに、少しずつ………」
ジェシカ「ユーアン、ルーベン、水くさいわね、先に言いなさい。」
ディン「僕と同じ感じの子…どんな子だろうね。」
ハボック「黒と青のグラデーションか…」




リゼル「…僕、いつの間にか二人の母親になってたのかい?」
二人「「あはは…」」


冗談のつもりがマジで皆に母親認識されたリゼル兄さんだった。


その後、ブラパイ×リゼル君に続く…。


ブラパイ×リゼル君誰か書いてくれ(殴


今回はキャシーちゃんが書いてくれた
双子×リゼル君マンガのその後だったりします^^
マジで面白かったです^^
もう素敵すぎて○★@□×+#$♪#=÷£∞*\(意味不

ありがとうございましたっ!!


終わり((