裏「またまたピアクリ投下!」

裏「幸せなリア充ピアクリ目指せ裏さん!へへん!
またピアクリストーリーやったんですけど、やっぱりクリスたん可愛いよ
フィンちゃんの“素晴らしい方だ”発言にムッとするピアーズ君は
フィンちゃんに嫉妬ですか、いいねそれ、この瞬間からピアクリがry
フィンちゃんとピアーズ君はクリスたんの取り合いするんだろうか、
個人的にはしてほしい、超見たいですそれw
とりあえず、スタートしま〜す、ちょっと無理やり展開かな?^^」








家を訪ねてみたら、愛しの人は寝てました(ピアクリ)






「ピアーズ」


いきなりジル先輩が俺を呼んだ、……何かあったんですかね?





「隊長は、今日はお休みなんですか?」
「ええ、あなたも非番でしょう?なら一緒に話でもしてきなさいよ」
この人には隊長との関係は、認めて貰った。
まだイヤミを聞かされてはいるものの、今日みたいに優しくなったりする
……隊長と二人っきりかぁ…緊張するな。
「何か持っていってあげたら喜ぶんじゃない?」
じとー、と睨まれながらも提案を出してくれる。
「何をあげたら、喜ぶんでしょうか?」
「うーん、なにがいいかしらね?」
何も欲しがらないのよ、と困った風に言う。
そういえば隊長はそんな人だった気がする。






……………………………………





「…………………………隊長〜!」
こんにちは、ピアーズです、え?さっきも会ったって?
細かい事はいいんですよ、細かい事は!


それより、隊長が出てくれません…
「いない…のか?」
ドアのノブを回す。


…………………開いた。
(隊長ッ!!ぶ、不用心ですよ!!)
そう思いながらも勝手知ったるなんとやらで、遠慮がちに上がる。
やっぱりキレイな部屋だなあ。


「…隊長?」


部屋を見回して、ソファに横になって眠っている、クリスを見つけた。
(寝てる……、クリスの寝顔、可愛いな)
そっと近づいて寝顔を堪能してみる。
普段は大人っぽい、キリッとした顔なのだが、
寝顔を見ると、子供っぽくて可愛い。
この寝顔は警戒心のない、素のままのクリスなんだと、俺はそう思った。
「その可愛い顔、他の奴らには見せちゃダメですよ、クリス」
今この瞬間、こんなクリスが見れるのは俺だけ、
そう思うと、つい口が緩んでしまう。
こうやって、寝てる時に好きな人の髪とかを触ってみたかった。
(普段触ろうとするとくすぐったそうに逃げられるんだよな、
だから今だけは勘弁してくださいよ、クリス)
猫毛で、短いのに柔らかい髪を撫でる。
(幸せだなあ、俺)
このまま起きたら顔を真っ赤にして逃げるかな。
真っ赤な顔のクリスも凄く可愛いんだけどな。
そう、あの時のクリスの真っ赤な顔を思い出しながらもう一度、と
寝顔を見ようとしたら、
「……………」


キレイな青い目と、俺の目が合った。


「…た、隊長ッ!!」
ビックリして隊長って呼んでしまった。
目の前にはすこーし、不機嫌気味なクリス。
「……いつからいたんだ…ピアーズ」
眠そうな目を見て、またも可愛いと思った俺を叱らないでくれ。
そう思うのは自由だし。
「すいません、鍵がかかってなかったので、つい」
「いや…いい………ワザとかけてなかったからな」
最後の方は小声で、少ししか聞こえなかったが…ワザと?
つまりは隊長…もしかして……!


「クリス、ずっと俺が来るの、待ってたんですか?」


その問いに、聞こえてないと思ったのか驚いたクリスは、
図星だったのかそっぽを向いた……なんだこの人、すげぇ可愛いんだけど
「そっか、そうだったんですか」
「う……、悪いか」
ムッとしたクリスが俺を睨むが、俺は立っててクリスは座ってる、
つまりはクリスは上目遣いで、俺を睨んでいる為効果は無い。
むしろ可愛いと思うのに、クリスはそれに気付いていない。
「いえ、とても嬉しいです、クリス」
これがギャグ小説か何かなら、俺は間違いなく鼻血がでているだろう。
しかしこれはギャグ小説じゃないのでそんな心配は無い。
クリスを抱きしめながらそんな場違いな事を思う。
…それにしても、デレるクリス可愛いですよね。
普段の、昔の俺なら、絶対そのギャップに驚くだろう。
というか驚いた、そして更に惚れた。


(有難う神様、おかげでこんな可愛い人が恋人になりました)


うとうとと舟を漕ぎながら、離すまいとクリスを強く抱きしめて、
俺は寝てしまった。











次に起きた時はクリスと一緒に目が覚めて、二人で笑ったのは秘密な!






…………………
幸せ、幸せ…こんな感じで大丈夫なのかな〜?
とりあえずお昼寝好きですww by裏